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「チェルニー30番」の秘密: 練習曲は進化する/上田 泰史 を読んで


「チェルニー30番」の秘密 練習曲は進化する [ 上田 泰史 ]


今日はチェルニー本2冊です。

チェルニーは学生の頃に50番の途中までやって、ピアノを辞めてしまったという記憶があります。

非音楽的で面白くないとか言われたりチェルニーさんへのイメージはあんまり・・・、ですが、私は嫌いじゃなかったように思います。
ただ、50番は長いし難しい大変だったなぁ。


さて、こちらの本はそもそも練習曲って何なの?

いつからあるの?みたいな歴史的な所から読み解いていきます。


練習曲といってもほんとに色々あって、それが、19世紀ころから一つのジャンルとして確立、進化をとげていく。

そんな中チェルニー先生は膨大な数の曲を作曲されていて、全然知らなかったのですが、それはそれは多様な曲集の数々です。

え?そんな練習曲集あるの?みたいなものが紹介されていてびっくり。




そして30番と40番というのはセットで作曲されしかも晩年の作品であったことは意外でした。

30番は(30のメカニスム練習曲)作品849
その説明書きに 「とくに若い生徒のために作曲された」「チェルニー作曲(敏捷さの教本)作品299への導入としての」
この作品299が40番のことだそうです。

そして30番は1850年代にパリで出版


最終章の3章では、30番のそれぞれの様式について1曲ずつ他の作曲家の曲なんかと比較したりしながら解説されています。


ちょっと他ではない切り口のチェルニー本でしたので面白く読了しました。



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「チェルニー30番」の秘密: 練習曲は進化する

「チェルニー30番」の秘密: 練習曲は進化する

  • 作者:上田 泰史
  • 出版社:春秋社
  • 発売日: 2017-03-24


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プロフィール

さっちん

Author:さっちん
10年ほどブランクを経て40歳からピアノを再スタート。
ピアノ練習記録や関連書籍の書評や趣味その他もろもろの日記です。

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