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「目からウロコのピアノ奏法」 ~オクターブ・連打・トリル・重音も即克服~/馬塲 マサヨを読んで



目からウロコのピアノ奏法 〜オクターブ・連打・トリル・重音も即克服〜 [ 馬塲 マサヨ ]

こんにちは。
今日は少し前に読んだ本を読み返してみました。
オクターブや連打は腕が疲れたり、トリルは指が思うように動かなかったり重音トリルとかほんと、難しい~。
ショパンのエチュードがラクに弾けるようになりたい!
と買った本(笑)
まぁ一筋縄ではいかないわけですが・・・・。

この本は、

第1章 身体の使い方
第2章 指の使い方
第3章 ピアノの扱い方
第4章 音の聴き方
悩み相談室


となっていて、

まず初めに西洋人と日本人の身体の使い方の違いという視点から入っていきます。
習慣的に日本人は引き寄せ、西洋人は押し出方向に身体を使う事が、例をあげながら説明されています。
(日本人は「熊手型」西洋人は「スコップ型」)

特に上腕の筋肉の使い方 図解や写真が多く分かりやすかったです。

指の使い方も図解と写真が多く分かりやすいですが、MP関節を曲げPIP関節を伸ばすとい表現がちょっと分かりにくいかもしれません。

手の中心はどこ?
というのが目からウロコでした。
中心は人差し指の延長あたり。中指じゃないんですね・・。
この意識を変えると手の傾き方がかわります。

小指の角度についても、鍵盤とそろえるように平行にして打鍵すると前腕外側に負担がかかるそうです。

こちらの写真を見ると、小指と鍵盤が平行じゃなくて垂直に近い。
なので、関節も伸び気味。
こういう弾き方はしていない気がしました。



ピアノの扱い方の章では、ピアノに立ち向かわない。

ピアノと仲良く^^


鍵盤がもとに戻ってくる浮力に指を任せる。
鍵盤の上がる意思を丁寧に感じ取る事がトリルや連打を弾く時のコツ。

最後の音の聴き方の章がとても良かったです。

短い文章なのですが、、言語がリズムやメロディの構造に与える影響についてやハーモニーの変化のとらえ方など、西洋の音楽の勉強をするうえでとても大切なことが述べられています。

つい先日に滋賀大学のソルフェージュ講座の中で、言語と音楽の関係のお話や西洋の音楽は透明な音楽という話がでてきたばかりでした。
日本人が西洋人の聴いているように西洋の音楽を聴いてはいない。
そんなの当たり前なんです。
だって、日本人なのだから。
でも、西洋の音楽を勉強する時に、この本のアプローチのように、比較して説明してくださると理解しやすいと思いました。

最後に悩み相談室の項でショパンのエチュードなど具体的な曲での奏法についてのアドバイスが掲載されています。


本当に短い文章なので、すぐ読めてしまう本のですが、とても大切な事がたくさん書かれているので、さらーっと通り過ぎないように又読み返してみたい。

どこまでも、身体の使い方を楽にして、自然体でということですね。歌もピアノも同じだなぁ。
以前、エリー・アーメリングさんの公開レッスンを聴講した時に、先生は歌の勉強というのは、身体の余計な力取り除いていくことですとおっしゃってました。


ではでは。

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「目からウロコのピアノ奏法」 ~オクターブ・連打・トリル・重音も即克服~

「目からウロコのピアノ奏法」 ~オクターブ・連打・トリル・重音も即克服~

  • 作者:馬塲 マサヨ
  • 出版社:ヤマハミュージックメディア
  • 発売日: 2012-08-24







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プロフィール

さっちん

Author:さっちん
10年ほどブランクを経て40歳からピアノを再スタート。
ピアノ練習記録や関連書籍の書評や趣味その他もろもろの日記です。

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