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世界最高のピアニスト / 許 光俊を読んで


世界最高のピアニスト (光文社新書) [ 許光俊 ]


こんにちは。

今日は面白い本を2冊。



許さんの本は結構読ませていただいてますが、その中でも特に面白かったのが、この世界最高の〇○シリーズです。


許さん、ほんと毒舌で言いたい放題なんですよ(笑)

許光俊さんは→こちら


この本はピアニストの評論本なわけですが、クラシック好きじゃない人が読んでも、紹介されている音源は聴いてみたいなとそそられると思います。


相当な毒舌ぶりですが、小見出しを見ただけでも笑える。


ドス黒いモーツアルトに成人指定必至のエロいブラームスとか、アル中患者が見た幻影といった趣のムソルグスキー・・・


とか言われたら、それどんな演奏やねん?!


って聴きたくなってしまう。


この本に出てくるアクの強い演奏家に対する評論を読んでいると、毒舌の中に愛情を感じますし、同じ曲に対する評論が多かったりするので聴き比べたくなると思います。


私は特にフー・ツォンの夜想曲は好きですねぇ。

アファナシェフも好きですが^^



そして、許さんの本をもう1冊。(Kindle Unlimitedで読める模様・・・)




こちらは文学の本なんですけど、

作品の引用が豊富で文章読本のような要素もあって面白いです。

鴎外、川端、谷崎、鏡花・・・いずれも短編が紹介されていて、


へぇ~~こういう作品もあるのか


と興味をそそられるものばかり。


武者小路実篤のお目出たき人はこの本で紹介されていたから読んだんだった。


あとがきが笑えます。

川端も三島も谷崎も、みんなヘンタイ君である。際立つヘンタイ性が日本文学の特徴かも?!ですって(笑)




この本、全体の構成も良かった。

また、三島由紀夫の「憂国」だけにはちょっと厳しい批評になってるところもこういう読み方もあるんだなぁと感心します。

小林多喜二の章では色々と考えるものがあるし、夢野久作がでてくる所も嬉かった。


とっつきにくい文豪の本もこの本を読めばイメージ変わるかも。


ここに出てきた短編はほぼ読みましたが、本当に面白いものばかりでしたよ。






ちなみに世界最高のクラシック (光文社新書) [ 許光俊 ]

という本もあります。

指揮者とオーケストラの話で、聴き比べしたくなる。名盤を探している人におすすめ。

しかし、面白い本という意味では上記2冊がダントツですね。


ではでは~。

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世界最高のピアニスト (光文社新書)

世界最高のピアニスト (光文社新書)

  • 作者:許 光俊
  • 出版社:光文社
  • 発売日: 2011-08-17





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プロフィール

さっちん

Author:さっちん
10年ほどブランクを経て40歳からピアノを再スタート。
ピアノ練習記録や関連書籍の書評や趣味その他もろもろの日記です。

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